12月23(木)晴れ
都庁がSOSを発する日
もういつだったか忘れたが、ある晩窓を閉めようと外に目を向けた瞬間、度肝を抜かれた。都庁に異変が。変な色に染まっている。あれはSOSか? 都庁が何者かに占拠されたか?
数日後、新聞でそれが5年7ヵ月ぶりに復活した
都庁ライトアップ
の試行だったということを知った。なーんだ。もうちょっとドラマを期待してたのにな。
さて、変な色というのは失礼だが、オレンジ、緑、黄、ピンクの組み合わせは……実にユニーク。ライトアップ自体のアイデアは、面白くて最高にいいと思う。このライトアップ、主に祝日やイベント日のみ実施されており、今日天皇誕生日もカラフルな姿に大変身。今年は12月24(クリスマスイブ)、25(クリスマス)、31日(大晦日)、来月は1(元旦)、10日(私の誕生日)にまたライトアップされる予定。いやいや、私の誕生日を祝っていただき、かたじけない。というのは冗談で、10日は成人の日なのでした。本当に私の誕生日でも、あるのだけどね。ちなみに気になるライトアップ(日没から4時間)は2,000円程度。
12月20(月)曇り
甥っ子ラブ パート3
昼、外出から家に戻ると、居間で母が初孫(姉の子供=私の甥っ子)を抱っこしていた。きゃーようこそようこそ。今日も甥っ子は相変わらず可愛い。全ての赤ちゃんが持つ無条件な可愛いさとは別に、甥っ子はあらゆる意味で本当に可愛い。と、のろけるのはこれぐらいで。
早速隣に座りじーっと見つめると、うええぇーんと泣き出した。「もう人見知りが始まってるのよ」と母。なんですってーー! こりゃ絶対に私を覚えてもらわねば。
今日の甥っ子は舌を一生懸命動かしたり、「あぶぶぶぶ」と音(&よだれ)を出したりと終始ご機嫌だった。「『ぶぶぶぶぶ』だって」と姉に言うと、「ああそれね、今ブームなの」と。ぶぶぶぶぶマイブーム。いやー赤ちゃんって本当に面白い。面白い上に、抱くと暖かくて柔らかくて本当に可愛い。
大きな瞳を見つめると、瞳孔がちょっとだけ大きくなった。人は興味のあるものを見るとき、瞳孔が大きくなるという。「瞳孔が大きくなってる。私のことが好きみたい!」と言うと、姉が「それはね、あんたが影をつくってるからよ」と一言。えっ、いやいやそんなことは。試しに体を動かしてみると、確かに私の影が、甥っ子の顔に届く光を遮っていた。なんだ、違ったのね。ぶぶぶぶぶ。
12月19(日)晴れ時々曇り
ジンジャーブレッドマンの季節
二日前の夜。突然クッキーが食べたくなった。しかもただのクッキーじゃなく、ジンジャークッキーで、それもジンジャーブレッドマンの形をしたやつ。クリスマスのせいかな。早速作ろうとレシピを調べると、バターを常温に戻しておく必要があったり、混ぜ合わせた生地を30分以上冷やさなければならなかったりと、結構時間がかかる。夜遅くに焼き上がりをボリボリ食べたら太るだろうしなあ。
翌日。一人で作るのはつまらんのぉと、妹を巻き込むことにした。「一緒に作らない?」と聞くと、「明日なら大丈夫だよ」と言う。受験勉強(高校入試)や塾で多忙な彼女の自由時間は本当に、本当に少なくて、確かに日曜ぐらいしかなさそう。妹よ、申し訳ないぐらい毎日が日曜日な姉の誘いに応じてくれてありがとう。
今日。ようやくクッキーを作った。作り方は簡単で、平たく言えばバター、砂糖、しょうが汁、シナモンパウダー、卵、はちみつ、薄力粉を混ぜて焼くだけ(レシピは
Cookie House
さんを参考にさせていただきました)。妹が材料を混ぜる間、私が次に混ぜる材料を準備しボールの中に入れていった。二人で作ると全てが早いね。はちみつの代わりにメープルシロップを使ってみると香りも色も良くなり「これ絶対、絶対美味いよね!」と大興奮。最近卵の片手割りに夢中な私は「ねえ見てて」と右手に卵を持ち、華麗な片手割りを披露しようとした。が、卵は私の無駄な握力でグシャリと汚くつぶれ、破れた黄身が白身と一緒にどろーんとゆっくり出てきた。しかも殻入り。ほぼ毎朝練習している割に、あまり上達しないのは何でだ。
200cの薄力粉で練り上げた生地を冷やす間、もう一度同じだけの材料を用意し第二弾の生地を作ることにした。これは美味しいクッキーになるだろうと確信があったので、たーくさん焼きたかったのだ。簡単で面白かったし。
レシピには生地を2mmにのばし「薄く焼くのがポイント」とあった。この2mmというのがかなりの薄さで、型をとりプレートにのせようと剥がして移動させる最中に、破れそうになる。真ん中で避けそうになるハート型を必死にくっつけ、手足がとれそうなジンジャーブレッドマンを一生懸命整くっつける。オーブンで8分間チーン! サクサクの美味しいクッキーが焼きあがった。買えば高いクッキーも、こんなに手軽にかつ楽しく大量生産できる。どっさりできたクッキー、さて妹は誰にあげるのかしら。
12月13日(日)曇り時々雨
おみやでハッピー連鎖
今日は大学の頃からの友達と久々にランチをした。冷たい小雨の降る中、渋谷の公園前通り沿いにある居心地の良いカフェレストランへ。席に座ると彼女が「はいこれ、おみや!」と、緑色の袋を私に手渡してくれた。何でも、家の近くにあるとっても素敵お菓子屋さんに前から行ってみたいと思っていて、今日やっと行って来たそう。そこで、可愛いクリスマスオーナメントの形をしたクッキーを、お土産として私にも買ってきてくれたのだ。食べるのがもったいないくらいに素敵なクッキーをもらい、とても嬉しかった。そして、特にオケージョンはなくとも、お土産を買って来てくれた彼女の気持ちが胸にしみた。そうか、お土産をもらうのって、こんなに嬉しいものなんだね。友よ、先週君のピアノを演奏する姿を見て惚れ直したばかりだけど、今日また惚れ直しちゃったよ。おみや、本当にありがとう。
この日は夕方から別の友達とお茶をすることになっていた。彼女とゆっくりおしゃべりを楽しんで別れた後、今度は私が夕方会う友達に、おみやを買って行くことにした。こうやって自分がされて嬉しかったことを、別の友達に“pass on”することで、ちょっとした幸せが広まっていくといいな。ちょっと違うけど、映画「ペイ・フォワード」みたいにね。
12月10日(金)曇りのち晴れ
甥っ子ラブ パート2
またまた姉がベイビーを連れ、遊びに来た。わーいわーい。会う度にちょっと大きくなっていて、どこか違う感じ。でもその可愛いさは全く変わらない。地球に生まれてまだ3ヵ月。
この間遊んだときはあまり視線を合わせてくれず、私好みのシャイボーイに育っているのかなと思いきや、今日はじーっと私を見つめてくれた。そう、女は見つめられると弱いのよ。この年にしても、もう女心が分かるのね。シャイボーイからレディーキラー路線に変更だ。視線というのは不思議なもので、一瞬合うだけでもコミュニケーションをとった気がする。嬉しいな。
それにしても赤ちゃんというのは、喜怒哀楽の変化が驚くほど早い。うきゃうきゃと笑っていた次の瞬間、うきゃううぅうえぇーんと泣き出したりする。慣れていない大人は、あわわわわわとなっちゃうわけだ。私が正にそんな感じ。
ちなみに私は今朝、生まれて初めて素足で犬のウ○チを踏んだ。甥っ子よ、地球は危険がいっぱいだぞ。
12月6日(月)晴れ
ランチと献血
昼近くに、前の会社の同期からメールがきた。久々の平日休みで、どうしていいかわからなくてさー、と。彼は最近部署異動し、勤務形態がシフト制に変わったのだ。どうしていいかわからないですってー!? それなら私におまかせあれ。なんせ今年春から毎日が休日ですから。とりあえずお茶でもする? ということで、午後に銀座で落ち合うことにした。天気もいいし、皇居の周りを散歩するもよし、バッティングセンターに行くもよし。何をしようかな。何がしたいのかな。
で、待ち合わせた午後2時半、私は猛烈にお腹が空いていた。それを彼に告げると、中途半端な時間にもかかわらず、ガッツリ御飯を食べに行くことに同意してくれた。ありがとよー! 御飯を食べながら、お互いの近況を伝え合い、バイクの話もたくさんした。ライダーとして、彼は大先輩だ。
で、お腹も満たされたし何をしよう。そういえば、さっき道で「A型、O型の血液が足りません」と、一生懸命おじさんが叫んでいたっけ。よっし、献血はどうかしらと思い、「献血行かない?」と聞くと、ビックリしながらもおう行こう行こうと言ってくれた。交差点付近にあるトレーラーでするより、交通会館にある
有楽町献血ルーム
の方がいいよと彼が言い、早速交通会館6階へ。
献血ルームは比較的若い人たちが多く、中には学生服を着た子もいた。感心感心。つい数分前に御飯を食べたばかりなのに、ココアをガブガブ飲み、クッキーを食べる。献血をするのは今年春以来。夏に一度行った時は、ヘモグロビンの数値が足りずできなかったのだ。今日は調子が良く、数値はバッチリで200ml献血をすることにした。彼は400ml。体が大きいので、「600mlぐらい採られてもオッケーなのに」と元気。
いざ! 献血用の長椅子に座り、どれどれと久々に献血の針を見たとき、一瞬固まった。針の、穴が、はっきり見えます。それは針というより、ペンの芯。超極太サイズだ。採血前検査で使用された針なんて、ほっそい髪の毛みたいだったのに。さされた瞬間、想像以上の痛みに思わず「ひぃぃいたあああいぃぃぃ」と情けない声が出てしまった。すみませんと謝り、おとなしく新聞を読み、記事について採血担当の看護婦さんとおしゃべりした。あっという間に献血は終わり、友と再びクッキーを食べフリードリンクをがぶ飲み。もっと楽しい過ごし方もあったと思うけど、こういう過ごし方も、悪くないよね。
12月5日(日)晴れ
台風一過がくれた12月の24.8度
台風一過の今日は、朝からパーフェクトな青空が広がっていた。気温も異常なほど高く(東京の最高気温24.8=12月としては観測史上最高)、何だか空気が南国っぽい。しっかり空を見たくて屋上へ上がってみる。あまりに素晴らしい天気で、誰かに会いたくなった。
部屋へ戻り、早速女友達に電話をかけてみる。「おはよう! 久しぶりだね。元気だよ。あの、天気があまりにも良くてランチでもどうかなと思って」。最後の方は声が小さくなる。今日の今日だし、突然すぎるよね。が、嬉しいことに「お、いいねー」と返事をくれ、新宿のデパ地下でランチを買い、新宿御苑でピクニックランチをしようということになった。
彼女とは高3のときに通った予備校からの付き合い。それ以来、会ったり会わなかったりと頻度はバラバラだけど、仲はずーっと続いている。お互い必要以上に気を使うこともなく、話が途切れても気まずくない、気心の知れた友達同士。彼女とはオバサンになっても、友達でいられる自信がある。
デパ地下でお互い好きなものを買った後合流し、歩行者天国となった新宿通りのど真ん中を歩き、御苑へ向かう。
この日、新宿御苑はちょうど紅葉のピークを迎えていた。アマチュアカメラマンや親子連れがたくさんいて、ヨチヨチ歩きの子供たちを見ていると、自然と心が和んだ。「あそこにいる、赤ちゃんを抱っこしてる男の人。ああいう人と結婚したい。こんな日にはTシャツ着ちゃうようなマッチョな人がいい」とか、「『ドラえもん』ってエンディングが6パターンぐらいあるって知ってた?」とか、「『ネッカチーフ』って、死語だよね」とか、何でもない話をするのが楽しい。途中、この時期にしては珍しい入道雲が出現し、乗れそうだね、「ドラゴンボール」のきんとうんみたいだねと盛り上がる。周りの人も、おおおと入道雲に大注目。新宿御苑には、いつもそんな平和な時間が流れている。
寒くなってきたところでカフェへ移動し、ケーキを半分こしながら紅茶を飲んだ。やっぱり友達っていいね。
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