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コーラ vs. ペプシ

 私は、どっちでもいい派。いや、ペプシの方がロックな感じだし、ペプシマンがいた。ペプシに一票だ。
 さて、お昼にabcニュースを見た。コカ・コーラの従業員3名が、150万ドル(約1億7300万円)で同社の新製品サンプルや機密情報をペプシコに売ろうとし、ペプシコがそのことをコカ・コーラの上層部に告げ、事態が発覚、3名は起訴。人々はペプシコの行動を讃えている。
 大昔からライバル関係にあるペプシコとコカ・コーラ。ペプシコは、ブリトニーやマライアといった大型スターをCMに起用し華やかに、コーラはどちらかといえばソフトなイメージで売っている。要は、水と砂糖と炭酸の割合だが、一番美味しいその割合こそが二社にとってはプライスレス、と、そんな具合でニュースは締めくくられていた。
 コーラとペプシで思い出すのが、昔、外国人の同僚から聞いた一つのアンケート結果。“冷えている”ことを唯一の条件とし、紙コップに入れたコーラとペプシを被験者に飲み比べてもらう。すると、大抵の人はペプシの方が上手いと言うらしい。ペプシを選んだコーラ派は驚き、“嘘だ! これはペプシじゃない。コーラだ!”と、怒り出す人もいたと、同僚は言っていた。確か、彼とコーラのブランドイメージについて、話をしていたときだったと思う。
 興味深かったので、後日ネットで調べてみると、あるメディア・リテラシー(情報媒体の活用能力)に関する資料を見つけた。同僚が教えてくれた話は単純なアンケート結果ではなく、どうやら、小6〜中学生を対象とした、広告により形成される自らの固定観念を生徒に気付かせるための、メソッドが元のようだ。
 “サンプル1”、“2”、“3”と称し、冷やしたコーラ、ペプシ、RCコーラ(国内販売終了)を試飲させる。一番美味しいのはどれ? と聞くと、大抵の生徒が、自分が好きなブランドとは異なるものを選ぶそうだ。最も選ばれるのは、なんとRCコーラ。その理由は単純で、RCコーラが一番多く糖分を含んでいるからだ。本当に美味しいものを選んで買うのではなく、私たちの選択は、広告やブランドイメージに少なからず影響されているのですよ、というのがレッスンだ。
 確かに、ペプシマンが私に与えた影響は大きかったが、まあ日本にはRCコーラもないし、私は飲むならダイエットがいいし、どちらでもいい……けどやっぱりロックなペプシだろうか。できればアメリカに行って、バニラコークと、ペプシブルー(ブルーベリー味)を飲み比べてから、決めたいな。【07/07/06】


「○○ですから」のカッコイイ使い方
 ギター侍ですっかりポピュラーになった「○○ですからー! 残念!!」。この間も仕事中、背中で同僚の会話を聞いていると、「これって××じゃなかったっけ?」「いえ、違います。これは△△なんですよ」「えー本当に? でもさあ、この間会議で××って言ってなかったっけ?」「えっ! ……あなた会議に出てませんでしたからー!」「えー出てたよぅ」「出ーてーまーせーんーでーしーたーかーらああああ!」という感じで使われていた。ほんと、面白いですからあああああ!
 そしてこの「○○ですから」、面白いだけじゃない。使い方によっては、ものすごーくカッコイイものになる。その代表例が、
「エンジニアですから」の一言。詳しく説明すると、以下のとおり。
 この間妹と一緒にテレビを観ていると、大平貴之という、プラネタリウム・クリエイターのドキュメンタリーが放送されていた。この大平氏、まだ若く(1970年生まれ)、「もうちょっと頑張ると江口洋介に似てる! いや、このままでも充分イケてるかも」とミーハーな会話が妹との間に飛び交うほどチャーミングな人物で、『メガスターU タイタン』という500万個の投影能力を持つプラネタリウムを開発した、それはそれは凄い人なのだ。ちなみに世界最多の投影能力を持つタイタンはギネス入りを果たしており、愛地球博で催されるイベント、『手塚治虫のコスモゾーンシアター』で初披露される。さて、通常プラネタリウムを投影する天井といえばドーム型だけれど、万博のものはカマボコ型(と言うのかな?)なため、プログラムを全て組み直さなければならない、というとっても大変な作業があったのだ。が、しかし! 「大変ですね」と言うインタビュアーに対し、大平氏は
「不可能な要因は特にないし、実現するための方法は、もう頭の中に描けていますから」と、落ち着いて答えていた。これぐらい何でもないよ、というその自信がカッコよかった。そして最後にキメの一発。「エンジニアですから」。っかー!! 「かーっこいーー!」と妹と二人でハモり、この「エンジニアですから」という言葉が胸に強く残った。そして未だ、この言葉にはシビレっぱなし。いつか、自分にもこういうキメの一発が、言えるようになるといいな。【04/13/05】







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