「寿司食うならガリも食っとけ」の極意

 「ガリ」とは、寿司の付属品みたいなあのショウガのことである。実は、私が「ガリ」という名前を知ったのは恥ずかしながらつい去年のこと。しかも、それを教えてくれたのは外国人。まずい、やられた、お恥ずかしい! 経緯は以下のとおり。
 ある日、マグロ好きなカナダ人G君とランチに寿司を食べに行った。満腹になった頃、彼が私の皿に残ったショウガを指し、“Can I have your GARI?(ガリもらってもいい?)”と聞いてきた。“You mean this ginger right here? Sure.(このショウガのこと? いいよ)”と答えると、“It's called GARI you know.(ガリって言うんだよね)”と言われ、“WHAT? No way. Seriously?(何?うっそー。本当に?)”。26年間、ただの「寿司に付いてくるあの甘酸っぱいショウガ」ぐらいにしか思ってなかったのに。ガリごめんよー。その後、寿司を食べに行く度、友達に「ねーねーこれガリって言うの、知ってる?」と聞きまくるようになった。すると、「知ってるよ。じゃあ『あがり』って何か知ってる?」と逆に聞かれ、これまた知らない寿司用語を覚えた。
 それから約一年後、ガリについてまたまた新たな発見をした。きっかけは、あるラジオDJのコメント。「バンドグループ○○が来日しましたが、メンバーの一人がなんと寿司を食べ過ぎ、翌日あたっちゃったらしいですねえ。コンサート当日も、調子が悪かったそうですよー。ガリを食べずに寿司を食べまくったそうですから。ガリは食べなくちゃねえ」というようなことを言っていた。そこには
<あーあ、ガリ食べなかったからだよ、チッチッチ。ガリ食べずに寿司食いまくりなんて、分かってないねー、ダメだねー>というニュアンスがたっぷりあって、私に大きなクエスチョンマークを残した。ガリと寿司の間に、ただならぬ関係が?
 そこで、調べてみました。ショウガに含まれているジンゲロン、ショーガオールには殺菌の繁殖を抑える効果があり、生のネタによる中毒がおきないよう、寿司と一緒に食べる方が良い(&酸味による口直し)と! あの、皿の端にちょこんとのったガリに、そんな大事な役割があったとは。寿司食うならガリも食っとけってことね。ラジャー。【12/27/04】

2005年の山羊座に朗報
 朝のワイドショーなんかで「血液型選手権」や「今日の占いカウントダウン」という言葉が聞こえた瞬間、「わーわーわー」と言いながら毎回素早くチャンネルを変える。だって、朝っぱらから「ごめんなさい! 今日のビリは山羊座のアナタ。やること成すことついてません。○○に気をつけて」なんて言われた日には、もう物凄く気分が悪い。だいたい日本全国山羊座のアナタがついてないなんて、おかしいよ。占いなんて信じてないけど、でも言われると気になっちゃうもんだ。
 が、これは女の性なのでしょうか。雑誌なんかに占いがあると、見るもんかと思いつつ、つい熟読してしまう。それでメッセージがポジティブだと、「そうよね。よっし頑張るぞ」と受け止め、ネガティブだと「だから占いは嫌いなんだ。読むんじゃなかったよ」と少し凹む。
 さて、今日(12月26日)のアサヒ・ファーストをペラペラとめくっていたら、あったのだ。「2005年を占うファースト12星座占い」。なんたって一年分の占いである。読むべきか、読まざるべきか、一瞬迷ってやっぱり熟読。
 山羊座(12月22日〜1月19日生まれ)「
プレッシャーは、ステップアップのもと。これまでの努力に対して正当な評価が得られるとき。一方で責任を求められ、プレッシャーがかかる機会も増えますが、それを受け止め頑張ることができれば、人生をワンランク上に引き上げることもできるはずです。マネー運/やった分だけ確かな収入に。また、趣味でやってきたことが収入につながることも。おすすめ散歩エリア/松涛、世田谷」。
 私にとって「これまでの努力」は、転職以外考えられない。この努力が正当に評価され、頑張り続ければ人生をランクアップできると。今の自分が言われて嬉しい言葉の全てが、そこにあった。日本全国の山羊座に当てはまるかどうかは、分からないけど。でも私にとっては、かなりのポジティブメッセージ。信じて頑張る2005年だ。【12/26/04】

1日3食マック三昧×1ヵ月=?

 「ファーストフードを1日3食1ヵ月食べ続けると人間どうなる?」という宣伝コピーが非常に気になる人体実験ドキュメンタリー映画「スーパーサイズ・ミー」。今年春に全米公開され、いよいよ12月25日に日本公開される。
 私がこの映画を知ったのは、友達からもらったメールがきっかけ。いつも面白いことをキャッチする彼女のアンテナに引っかかった作品だし、かなり観たい。ジャンクフードは大好きだが、健康(体重)を気にかけ避けている。せめてガッツリ食らいつく人の姿だけでも、見てみたい。
 「スーパーサイズ・ミー」は、監督(モーガン・スパーロック)自らが実験体となり、朝昼晩マックを1ヵ月食べ続けるとどうなるかを撮った、今までにないドキュメンタリー映画。実験ルールがこれまたシンプルかつ過激。
1)30日間、マック以外一切口にしない。2)スーパーサイズ(=Lサイズの上、特大)は断らない(カウンターで「スーパーサイズはいかがですか?」と聞かれたら絶対にYESと答える)。3)残さない。4)運動をしない。いったい何故こんな映画を撮ろうと思ったのか、その背景には、米国の肥満問題がある。NYブロンクスに住む肥満児が、自分が太ったのはハンバーガーのせいだとマクドナルド社を訴え損害賠償を求めたのだ。食べれば太るなんてことは常識で、太ったのも自己責任。結果、通称「チーズバーガー法案=Cheeseburger Bill」(肥満を理由に食品・外食産業を訴えること禁止するもの)が米連邦下院で賛成多数により可決された。ちなみに数字の内訳は、276対139。思ったより多数でもないよね? とにかく、この訴訟のニュースを見た監督は、自分なりの方法でファーストフードと肥満問題の関係に疑問を投げかけるべく、1日3食1ヵ月マック三昧の作品を撮るに至ったというわけ。
 肥満問題の一因としてはファーストフードが挙げられることも頷けるが、人には選択の自由がある。ファーストフードは強制じゃない。ただ、単純にそれだけを理由にピシャリと肥満児の言い分をはねつけることにも疑問が残る。なので「スーパーサイズ・ミー」を観て、監督のメッセージを聞いてみたい。【12/21/04】


ヨン様の肉体美

 ヨン様、意外と若い32歳。今年、1万4,700円の初写真集(DVD付)を出すにあたり、10ヵ月の肉体改造を行ったという。トレーニングは1日5時間とこれまたスゴイが、もっとスゴイのは食事制限の方。「1日に食べたのは、鶏肉と野菜を300グラムずつ、ごはん200グラム、水8リットルだけ。糖分も塩分も制限、鶏肉は味付けなしで食べた」。この食生活を10ヵ月続けたかどうかは知らないが、これは相当に辛いはず。「つらかった」と笑って話したというヨン様。いやいやヨン様、そりゃあ辛かったでしょうよ!
 というのも、私は25を過ぎて急激に太ったことを機に、半年以上かけて肉体改造を行った(現在続行中)わけだが、これが本当にきつかった。一時、パン、ごはん、麺の炭水化物を一切取らない食生活を送ってみたが、これも本当に本当に本当に苦しかった。減量はとにかくきつい。お菓子もダメ。揚げ物もダメ。ジュースもダメ。カレーも、カルボナーラも、とにかくカロリーの高いものはダメ。半年以上かかって、ようやく太った分(8`)をおとし、つけた筋肉をおとさないよう、今も最低限のトレーニングを続ける日々。といっても、ヨン様の足元にも及ばない程、短時間のトレーニングで、最近サボリがちだけど。そしてまた体重が……冬は太っちゃうんだよね。
 ちなみに、ヨン様の専属トレーナーによると「専門的に見ても最高に美しいのはおしり」だそう。写真集には上半身しか出ていないらしい。なーんだ残念。【12/3/04】


地球上で最もセクシーな男
 MSNのホームページの見出しに目が留まる。「地球上で最もセクシーな男」。誰だよ誰だよと思い見てみると、ジュード・ロウだった。なんだ、ジュード・ロウか。ふーん、ふーん……うーん。セクシー、かなぁ? ちなみにこれは米ピープル誌恒例の企画で、毎年発表されている。2位以降はオーランド・ブルーム、アッシャー、コリン・ファレル、ブラッド・ピット、マット・デイモン、ベン・アフレックなんかがランク・インしているらしい。で、笑っちゃったのが文末のコメント。「日本人の評価とは微妙に違う?」。同感。アッシャーは確かにセクシーだと思うけど、それ以外はどうかなあ。
 個人的な好みを言うと、JALSKIのポスターに出ていたあの竹野内豊が、私にとっては地球上で最もセクシーな男。セクシーというか、好きな顔のストライクゾーンど真ん中。実はあのポスターがどうしても欲しくて、駅張りを何とか××できないものかと思ったけど、××は違法行為かと思われるのでやめておいた。その代わりあるお店に頼みこみ、使用終了後の販促用ポスターやらPOPなんかをわんさかもらって、タクシーで帰ったという(大きすぎて抱えきれなかった)。何て恥知らずなことを……と反省する一方、今でもポスターを見る度「あのとき頼みこんで正解だった」と思うのでした。【11/27/04】




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